あおもりの川を愛する会 平成10年5月21日発足

規    約 青森県内の川や水辺のことについて関心を持っているものが、
あるときは生徒として、あるときはリーダーとして、多様な分野
で活動し、知識を深め、その時々の話題を取り上げ、意見を交
換することにより、川の文化の発展に貢献していくことを目的に
発足。

会長及びメンバー数人に集まっていただき議論を行いました。
参加者(A,B,C,D・・・)の座談会形式で紹介します。

◎活動展開の方向 

事務局
「議論のたたき台として、事務局案を提案させてもらいたいと思います。

まず、会は、規約に表現されているとおり、これまでの企業とか法人とか役所に縛られた

会員ではなく、柔軟にものを考え、自由に発言できる個人会員が自発的に運営していくこと

により、川の文化の発展に貢献していくことを目的としています。

一方、発足会における討論会では、今後会が目指して行かなければならない議論の切り口

が色々出され、川がかかわってくる分野の広さがうかがわれました。

 このような状況をふまえ、会のこれからの方向としては、現段階でこれらの意見を集約し、

議論の焦点を絞ることはせず、各人が興味を感じたことの議論を深めてもらうために、色々な

サークルを造っていただき、リーダーを決め活動を展開し、その時々の状況を会報により各会

員に紹介し、さらにサークル活動を活発化することとし、そのうえで全体的な取りまとめ及び

意見交換の機会として、年に1〜2回程度総会を開催し、このなかで議論の焦点を絞り、川の

文化の発展に貢献できることを発信して行くということではいかがなものでしょうか。」



「サークル活動といっても、どんなことをやればいいのか、予算はどうするのか、会員だけに限

るのか、漠然としていてよくわからないが?

◎どんなことをやればいいのか



「むずかしいことは考えなくてもいいと思います。とにかく川を知ること、川とのコンタクトがある

こと、ではないでしょうか。」


「同感です。今の人は川の姿を見ていないのではないでしょうか。川はきたなく人から離れた

存在になっています。だから、川に親しむ人からの情報発信が必要になって来ていると思うの

ですが。」


「いろいろなことをやって行けばいいと思います。

昔は年寄りが、川と人との関わり方についていろいろ伝えてくれていました。今は世の中も変

わってそのような年寄りもいなくなりました。年寄りに変わってサークルがそれをやってもいい

のではないでしょうか。」


「サークル活動というものですから、なにかイベント的なものをイメージしていました。

そんなものじゃなく川に関する身近な物でいいんですね。」



「いいと思いますよ。」


「最近はイベントが多すぎて、イベント疲れしています。本当に地域の文化に根差したイベント

だといいんですけど、単にお金をかけた既製品は疲れます。予算もあればいいというものじゃ

ないと思います。予算があるサークル活動は義務化して運営が大変です。」

◎予算はどうする



「じゃ、予算なしでサークル活動を始めるのですか?

予算なしと言うのもつらいと思うのですが」


「何をやったらよいかはっきりしていない今の段階では、何かに興味のある人が集まって、

やれる範囲のことをやればいいんじゃないでしょうか。そのうちにそのサークルが何をやるか

明確になったとき予算について考えるのはどうでしょうか。

だって、やってみたけどおもしろくなかったって事もあるかもしれないし。」...(笑い)


「当面は興味のある人が自由にサークルを造ったらよいと思います。サークルは誰でも参加

でき、やめたい場合はやめられる。そんな雰囲気がいいんじゃないでしょうか。

出入りも自由にして、とにかく活動を始めなければ、何も始まりません。」

◎会員に限るのか




「出入り自由にした場合、会員以外はどうしますか?」


「会員に限るのはどうかと思います。例えば[子供に川遊びを教えるサークル]を造るとします。

これに会員でない子供が入れないでは、本末転倒です。サークルの設立はともかく活動自体

は会員以外も出入り自由でいいのではないでしょうか。」

事務局

「だんだんサークルのイメージが見えてきましたが、実際サークルを設立する必要があります。

皆さん、サークルリーダーとしてサークルの設立いかがでしょうか?」



「言い出しっぺだし、やるしかありませんか」

事務局

「皆さんの活動を見て、わたしもサークルを造ろうと言う人がどんどん出てくるように頑張って

いただきたいと思います。」

会 長

「今年はやれる範囲でやってみて、今年の状況を見て来年度の活動方針を総会に諮るように

しますか。あと、今は事務局が青森県の河川課ということになっていますが、いずれ独立して行

かなければならないし、予算の件についても独自にやって行く方向に持って行かなければならな

いと思っています。これからも総会で決めていこうと思います。」

◎会報の名前は?


事務局

「総会については、楽しい総会を検討中ですので、期待していただきたいと思います。

最後に、会報の名前を皆さんで考えていただきたいと思うのですが。何かいい案ありますか?」



「川の会だし、リバー何とか、は...どうですか。」



「横文字よりは、やはり日本語の方がしっくり来ますね。」



「むずかしいな〜」



「青森の文化ということで方言はどうでしょうか。」



「でも、南部と津軽は方言が違いますね。」



「[わ]は南部でも津軽でも使うんじゃないですか。」



「わの川だより、でどうでしょうか。」

事務局

「わの川だより、最高です。・・・・・・(全員同感)

本日の討論は、わの川だよりに掲載し会員の皆さんにお知らせしたいと思います。

本日はどうもありがとうございました。」



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